2022年5月29日日曜日

生涯をかけた大いなる慈悲

 只妙法蓮華経の七字五字を

日本国の一切衆生の口に入れんと励むばかりなり。

これ即ち母の赤子の口

乳を入れんと励む慈悲なり 


日蓮



Blender作品置き場      2022年1月29日更新

2022年5月25日水曜日

不思議寺縁起その二十二「消えたご本尊様」

ある街に実相寺というお寺があった

朝になってみると

いつも真ん中に鎮座す、本尊である釈迦如来仏様がいない

よく見るとお賽銭もほとんどない。

実相寺は頭が真っ白になった

実相寺「誰かに盗まれたんだ!、住職は出張中だし、これは私がなんとかせねば」

実相寺は人の大きさに小さくなった。

身支度をととのえ、ご本尊様を探すたびに出た

実相寺は上に人相を書き、通る人に聞いて回った

だが、手がかりになるようなものはなかった

実相寺「どうしよう、急がねば、ご本尊様に何かあってからでは」

道を歩いていくと、競馬場があった

実相寺は競馬に興味があった

賽銭の残りを使って、試しに馬券を買ってみた

レースが始まった

実相寺「 いけー、いけー、3番!、3番!」

実相寺「やった、当たった」

ビギナーズラックである

実相寺「次だ次」

レースが始まった

実相寺「いけー、6番、6番」

「えっ、うそ!」

はずれた

実相寺「次だ次、つぎこそは」

財布は空っぽになった

実相寺「はっ、こんなことをしている場合ではない。ご本尊様を探さねば」

実相寺は人相を配りながら

ご本尊様を探したが

情報は得られなかった

そうこうしているうちに

武道館にきた

あいみょんがライブをしているという

実相寺はあいみょんに興味があった

財布は空っぽである

実相寺は涙をのんで

質屋に仏具をだした

そのお金でチケットを買い、武道館にはいった

実相寺「あいみょん、こっち、こっち見てー、」

「あー、手を振ってくれた!!」

「あー、楽しかった」

「はっ、ご本尊様を探さねば」

人相を配りながら行くと

秋葉原についた

ここでも、てがかりは見つからなかった

メイド喫茶があった

実相寺はメイド喫茶に興味があった

お金はない

涙をのんで

中古ショップに仏具を出した

入ってみる

メイド「ご主人様ー」

実相寺は遊びに遊んだ

実相寺「はっ、ご本尊様を探さねば」

実相寺はメイドに人相を見せ

「こんな人は見なかったかね」

「そういえば、さっきのお客さんが電車で

仏像のコスプレしてるの見たって」

実相寺「なんだって、ということは」

実相寺は急いで寺に戻った

ご本尊様「さぶー、さぶー」

ご本尊様が金色になって境内に立っていた

実相寺「ご本尊様大丈夫ですか、どこに行ってたんですか?」

ご本尊「いやー、エステの広告で金箔はり放題というのをみて、

 賽銭をもっていってしてもらったんじゃ。タイの仏像みたいでゴージャスであろう」

 実相寺は泣きながら「私はてっきり強盗にあったのではないかと心配しておりました」

ご本尊様「その萌え萌えTシャツとは、何じゃ。

それに仏具がいくつか無くなっているようじゃが?」

実相寺「これは調査に必要だったのです、それよりもご本尊様が無事で何よりです」

実相寺はもとの大きさにもどり、ご本尊様はもとの場所に鎮座した。

寺はご本尊様を見に、多くの参拝客で賑わったという

 



2022年5月15日日曜日

南無妙法蓮華経と唱えればわからずとも、自然と功徳がある

   お題目は母乳の如し - 四信五品鈔


より

問う、その義を知らざる人、
ただ南無妙法蓮華経と唱えて解義の
功徳を具するやいなや。
 答う、小児乳を含むに、
その味を知らざれども自然に身を益す。
耆婆が妙薬、誰か弁てこれを服せん。
水、心なけれども火を消し、
火、物を焼く、あに覚あらんや。

日蓮


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2022年5月8日日曜日

智慧とは南無妙法蓮華経なり

 

一念これ三千も信の一字より起こり、
三世諸仏の成道も信の一字より起こるなり。
此の信の字は元品の無明を切る所の利剣なり。
其の故は、信は無疑曰信とて疑惑を断破する利剣なり

解とは智慧の異名なり。信は価の如く解は宝の如し。
三世の諸仏の智慧をかうは信の一字なり。
智慧とは南無妙法蓮華経なり。信は智慧の因にして名字即なり。
信の外に解無く、解の外に信無し
信の一字を以て妙覚の種子と定めたり。

今日蓮等の類南無妙法蓮華経と信受領納する故に
無上宝聚不求自得の大宝珠を得るなり。
信は智慧の種なり、不信は堕獄の因なり。

日蓮



Blender作品置き場      2022年1月29日更新

2022年5月1日日曜日

法華経を信じ、南無妙法蓮華経と唱えれば、この世界は衰えることがない

 

    当時(鎌倉時代)は地震、疫病、飢饉など天災が多発し

内乱、元の侵略など、屍は道にあふれる有り様で
民衆は大変な目にあっていました


立正安国論のなかで現状を嘆く客人に主人(日蓮)は言いました

汝早く信仰の寸心を改めて速に実乗の一善に帰せよ、
然れば則ち三界は皆仏国なり
仏国其れ衰んや
十方はことごとく宝土なり
宝土何ぞ壊れんや、

国に衰微無く土に破壊無んば、
身は是れ安全、

心は是れ禅定(安心)ならん、
此の詞此の言信ず可く崇む可し。

日蓮


昔、禅にはまっていた頃、この立正安国論を読んで
「これは最高の公案(禅問答)だ」と思い
日蓮聖人の信仰に入りました

スマホも車も娯楽も医療も進んでない時代に
なぜ法華経を信じれば、ここが浄土と言い切れたのか
悟っていない私にはわかりませんが
毎日お題目を唱えるようになってからはわかるような
気がします

いまでも心が折れそうになったり辛い時がありますが
法華経を決して捨てずに、法華経を信じ南無妙法蓮華経
と唱えれば必ず救われるのです

南無妙法蓮華経


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